将宅未宅 » 十枚十色の葉っぱ
             Tuesday, January 06th, 2009 | 10:45 pm      手机版

« « 假如加菲猫爱喝Milo,及其它    |    有点lost » »

Wednesday 9 January 2008

十枚十色の葉っぱ

Posted in 日本語, 转载 at 6:57 am by 老貓 · 

翻译:http://bulo.hjenglish.com/group/topic/88102/三楼

20年目に入った平成の世は、19年前のきょう始まった。あの日曜をたどりながら、東京都立川市の昭和記念公園を訪れた。落葉樹のケヤキやコブシはすっかり裸である。

地元の画家、群馬直美さんの「葉っぱの詩(うた)」展が園内で開かれていた。原寸大に描いた木の葉の細密画は、朱や黄が差した色合い、枯れっぷり、髪ほどの葉脈、虫食いの小穴まで引き写す。写真を超えた生々しさである。

自称「葉(よう)画家」の群馬さん、葉へのこだわりは学生時代から四半世紀になる。どの一枚にも濃密な物語があるという。道端の落ち葉は大声で「親」の名を叫ぶそうだ。周りを見回し、空を見上げると、兄弟たちがヒラヒラ手を振っている。作品集『木の葉の美術館』(世界文化社)の一節だ。

一本の木でも、葉の表情はすべて異なる。群馬さんは、この〈みんな違う、みんな主役〉の状況に感嘆する。「私たちも一枚の木の葉。ありのままの自分で輝きだしたら、地球は今よりずっと幸せそうな一本の木になるに違いありません」。

新緑の頃の差異は小さいが、虫に食われ、鳥につつかれ、雨風に打たれて、木の葉は個性を蓄える。散る時も別、そのあとも、土に還(かえ)る者、たき火で天に昇る者と「十枚十色」。一枚ずつ名前をつけてやりたくもなる。

昭和、平成。黙して時代を越えてきた樹木の営みに、切れ目なき命の流れを思う。冬の一日、葉を落とした木々と小さな「葉画」に囲まれていると、生死の境が一瞬ぼやけた。生を終えても続きがあるような、ほっとする感覚だった。


群馬直美 http://www.wood.jp/konoha/

群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウィンドー·ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。
大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から”葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。
1991年、より緻密な描写の出来るテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。
自然からのメッセージを汲み取りつつ、葉っぱ1枚1枚をありのまま丹念に描き上げた作品には定評があり、多くのファンを持つ。
個展、ポストカード制作などで活躍中。東京都立川市在住。国営昭和記念公園緑の文化施設ゾーン基本計画検討委員。
著書にアート&エッセイ「木の葉の美術館」、「木の実の宝石箱」(世界文化社)がある。

Tags: , , , ,



Leave a Comment 添加评论



Creative Commons License Site5 $5 Hosting Deal
Browse Happy